②加工から殺菌
船が港に着くと、待っていた家族の方がリフト車でカーゴを加工場まで運びます。
加工場についた牡蠣は、まずロープから牡蠣を外し、同時に牡蠣の表面についた異物を取り除かなくてはなりません。
ベルトコンベアー式のこの専用機にロープを引っ掛けると、3つの車輪が牡蠣を3~4個の小さな塊に分解していきます。この際、見えている黒い貝(カラス貝)も機械が削り取っていきます。
出口付近で海水により洗浄されて、作業しやすいサイズに加工完了です。
(まだまだしぶといカラス貝)
今回取材した際は、例年よりましてこの黒いカラス貝が大量発生しており、牡蠣と栄養の取り合いになってしまうため、漁師の方々を困らせているそうです。
この後、牡蠣むき職人によるプロの手仕事に移ります。
続く